1時間から利用できる！フレキシブルオフィスの短期利用ガイド

23.06.14

 

 

1時間から利用できる！フレキシブルオフィスの短期利用ガイド

 
リモートで働くプロフェッショナルが増加する中、短期利用可能なフレキシブルオフィスが必要不可欠となっています。

従来のように長期的な契約をする必要がないフレキシブルなワークスペースソリューションにはいくつかの種類があり、どれを選ぶかはビジネスの規模や目的に大きく依存します。

 

1.コワーキングスペース

 

 
 

コワーキングスペースは、異なる企業のプロフェッショナルが隣同士で働く共有オフィスのこと。必要なときに必要な場所で仕事をすることができることから、従業員のワークライフバランスを向上させたいと考えている企業に注目されています。
 
コワーキングスペースのメリットは多く、チームの柔軟性を高め、ネットワーキングの機会を増やし、生産性を向上させてくれます。ある調査では、46％の人が「コワーキングスペースを利用するようになってから生産性が上がった」と報告しています。

 
あわせて読みたい：
―コワーキングスペースは人脈づくりにどう役立つ？
―コワーキングスペースへ本社を移転しよう！

 

2.デイオフィス

 

 
 
デイオフィスは、短期レンタルの利便性と、設備だけでなくユーザーのビジネスをサポートするさまざまなサービスを提供するサービスオフィスの柔軟性を兼ね備えています。必要な場合は1時間単位で予約することも可能です。
 
このタイプのフレキシブルワークスペースは、ユーザーが巨額の設備購入費用をかけずにすぐにビジネスを開始できるのが特徴です。
 
デイオフィスは、最大限のフレキシビリティーを求める人々に最適です。複数の拠点で作業するプロフェッショナルにとっては、必要な日に必要な場所で予約することができる魅力的なソリューションと言えるでしょう。
 

他の短期的なオフィスソリューションとの違い

 
スペース：
デイオフィスを予約する際は、利用可能なオフィスから好きな場所を選択することができます。一方、コワーキングスペースやサービスオフィスで長期的に働く場合は、専用のデスクスペースが割り当てられることになります。
 
プライバシー：
デイオフィスは、オープンプランのコワーキングスペースやサービスオフィスよりもプライバシーが保たれています。デイオフィスなら、静かな作業環境で集中して作業をすることができます。

 

3.ミーティングルーム

 

 
 
ミーティングルームは多くのビジネスにとって必要不可欠です。常設のオフィススペースを持たない企業や個人事業主にとって、会議室や研修スペース、カンファレンスルームは頼もしい存在と言えるでしょう。
 

会議室

 
会議室とその他の短期利用できるワークスペースには明確な違いがあります。
 
スペースの目的：
コワーキングスペースやデイオフィスは一人で働くためによく使われますが、会議室は複数人での共同作業を想定して設計されています。
 
コスト：
会議室は、必要な期間だけ予約することができるため、複数人での打ち合わせや作業などを数時間だけが行う場合に最適です。
 

研修スペース

 
研修スペースは会議室と同様に、コワーキングスペースやサービスオフィスなどの他のソリューションとは異なる特徴を持っています。
 
スペースの目的：
研修スペースには通常、学習用の机が数台、ホワイトボード、スクリーンなどが設置されています。コワーキングスペースやデイオフィスはソロワーク用で、これらの設備は即座に利用できません。
 
サイズ：
参加者の数によりますが、一般的に研修スペースは、コワーキングスペースやデイオフィスで利用可能なスペースよりも大きいサイズとなります。
 
それぞれのニーズに最適なソリューションを見つけるためには、ビジネスの規模、目的、予算などを考慮することが重要です。必要に応じて、いくつかのショートタームオフィススペースを併用してもいいかもしれません。
 

カンファレンスルーム

 
カンファレンスルームは、通常の会議室よりもはるかに大きく、他の短期利用可能なワークスペースとは全く異なる特徴を持っています。
 
スペースの目的：
カンファレンスルームは、大人数を収容するために設計されています。座席数も多く、AV機器やプレゼンテーション用のスクリーンなどを備えているのが一般的で、コワーキングスペースやデイオフィスとは大きく異なります。
 
すでにコワーキングスペースを利用されている場合は、外部のカンファレンスルームを予約するよりも、入居施設内で予約する方が便利かもしれません。
 

役員室

 
ビジネスに最適な役員室は、その目的によって異なります。
 
スペースの目的：
役員室は、ゲストに好印象を与えることができるスマートな空間であり、オープンプランで構成されるコワーキングスペースとは対照的です。
 
サイズ：
役員室は、収容人数に応じて様々な形や大きさがあります。

 

4.サービスオフィス（レンタルオフィス）

 

 
 
日本ではレンタルオフィスとして知られる「サービスオフィス」は、長期契約に縛られることなく、企業やフリーランサーが必要な期間だけオフィススペースを借りることができるサービスです。一般的には、オフィス家賃や光熱費、家具や必要な備品の他、受付サービスや電話代行サービスなどの費用など、全てを含んだ一律の料金を支払います。
 

カスタマイズ可能なオフィススペース：

 
サービスオフィスの利便性と柔軟性を重視しながらも、個性的なオフィスを作りたい場合、カスタマイズ可能なオフィスを利用することも選択肢に加えましょう。
 
カスタマイズオフィスは、サービスオフィスビルに設置されていることが多く、サービスオフィススペースの全てのメリットを提供してくれると同時に、カスタマイズして自社のブランディングを反映させることも可能です。

 
あわせて読みたい：
―起業前に確認！レンタルオフィスのメリット・デメリットとは？

 

フレキシブルオフィス vs.従来のオフィススペース

 

 
 
フレキシブルオフィスは、新しい働き方の代名詞となりました。実際、同市場は2025年までに年率11％の成長が見込まれているといいます。

 

フレキシブルオフィスは、多様な働き方を提供するよう設計されています。従来のオフィスがひとつの企業のみが使用するプライベートな空間であるのに対し、フレキシブルワークスペースは他の企業と空間を共有するオフィスビルに入居するのが一般的です。
 

デスクスペース：
フレキシブルオフィスの多くは、専用デスクやブレイクルーム、ホットデスクなどの中から、働く場所を自由に選ぶことができます。従来のオフィスでは、このような柔軟性はありませんでした。
 

アメニティ：
フレキシブルなワークスペースには、家具や設備などさまざまなアメニティが用意されている場合がほとんどです。従来のオフィスでは、建物や決められたスペースのみを賃貸することが一般的でした。
 

契約期間：
フレキシブルなワークスペースでは、1日単位でスペースを借りることができるため、より俊敏な対応が可能です。一方、従来のオフィスは数年単位の長期契約をしなければなりませんでした。
 

コスト：
フレキシブルなスペースは費用対効果が高く、ビジネスの変化に合わせてスケールアップまたはスケールダウンすることができます。しかし、従来のオフィススペースはビジネスが変化したとしても、容易にオフィスのサイズを変更することはできません。

 

短期利用できるフレキシブルワークスペースの重要性

 

 
 
私たちの働き方や働く場所が大きく変化する中、フレキシブルなワークスペースはかつてないほど重要な存在となっています。JLLの調査によると、2030年までに全オフィススペースの30％がフレキシブルに利用されることが予測されています。
 
さらに、目に見えないメリットも考慮する価値も見逃せません。例えば、柔軟性の高いワークスペースを利用することで、社員のモチベーションが高まる可能性があります。
 
あなたのビジネスに最適なオフィススペースソリューションは？
どんなビジネスにとっても、最適なオフィススペースを見つけることはとても重要です。個人で短期のレンタルオフィスをお探しの方も、ビジネス全体の移転をお考えの方も、まずはリージャスにご相談ください。

 
Original Source：
―Regus.com

 

<< 次の記事へ

前の記事へ >>