世界最大のレンタルオフィスプロバイダーであるリージャス・グループ(ルクセンブルク)は、100カ国以上、合計約40,000人のビジネスマンを対象に柔軟なワークスタイルに関する調査を2016年上半期に実施いたしました。
リージャスの調査によると、ビジネスマンにとって、ワークスタイルにおける柔軟性が最も重要な価値であり、実際に、「ワークスタイルに柔軟性がない企業へは転職しない」と回答したことが明らかになりました。
回答者の約半数は、「前職で柔軟なワークスタイルが可能であれば転職しなかった」と回答しています。これは、柔軟なワークスタイルを可能にすることが、社員確保のためにどれほど重要かを示しています。
また、調査では、柔軟なワークスタイルを維持することにより驚くほど多様なメリットがもたらされることが明らかになりました。自宅の近くでの勤務を可能にすることで休憩時間が増え、通勤にともなうストレスを軽減でき、自転車や徒歩で通勤できることによってより健康的なライフスタイルを確保することができます。
さらに重要なことは、職場が近くなることによって家族や友人と一緒により多くの時間を過ごすことができるようになるワークライフバランス改善にもつながる点です。
●回答者の78%が「柔軟なワークスタイルによって仕事をする場所や作業量は選べるようになり、より自由な時間を確保することができる」と回答しました。
●回答者の69%は「柔軟なワークスタイルを実現している人は、注意力・集中力が増し、自身の幸福度をより適切に評価できる」と回答したことが明らかとなりました。
●回答者の71%が「柔軟なワークスタイルによって通勤時間を短縮でき、休息を取ることができる」と回答し、その上でもたらされるメリットとして「より健康になる」(74%)と回答しています。
●回答者の90%が「転職の際に2つの企業から同時にオファーがあった場合には、柔軟性なワークスタイルが確立された企業を選ぶ」と回答しています。
「柔軟なワークスタイルによって自宅近くの場所で仕事ができることは、現代の多忙なビジネスマンが、仕事と私生活の適切なバランスを保つために今まで以上に重要となります。より優秀な人材を確保するために、企業は仕事と私生活のバランスを保てる環境を提供できるようにすることを無視することはできません」。
この記事の執筆者:
日本リージャスホールディングス株式会社
世界120カ国、3,300拠点、ユーザー数800万人のネットワークを有するフレキシブルオフィスの最大手、リージャスグループ(IWG社)。その日本国内事業展開を担う日本リージャスホールディングス株式会社は、1998年の事業開始から現在までに47都市、172拠点(2022年6月末時点)を開設してきました。その強みは出店地域の特性に応じて様々なタイプのフレキシブルオフィスブランドを展開している点です。国内のリージャスは、高級ブランド「Signature」(シグネチャー)、コミュニティ型の「SPACES」(スペーシズ)、ハイグレードな「Regus」(リージャス)、リズナブルな「オープンオフィス」、交通機関隣接型「リージャスエクスプレス」の5ブランドを展開し、多くの皆様に快適なフレキシブルオフィスを提供しています。