世界107カ国1,000都市、2,850拠点を展開する世界最大のレンタルオフィスプロバイダーであるリージャス・グループと日本法人、日本リージャス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役カントリーマネージャー: 西岡 真吾)は、100か国以上合計約44,000人のビジネスマンを対象にオフィスやワークスタイルに関する調査を定期的に実施しています。
2016年の調査結果発表の中では、近年増加するモバイルワーカーのスタイルについて興味深い調査結果を発表しています。
2016年の調査結果によると、多くのビジネスマンが外出中にカフェなどの公共スペースでメールや書類のチェックをすることに抵抗はないと回答しています。
特にカフェについては、全体の49%となる約半数のビジネスマンが「抵抗はない」と回答しています。現代のビジネスマンにとって、カフェは既にオフィススペースの一部と化していると言えます。
しかしカフェなどの公共スペースで行う仕事は、メールチェックや書類の確認など簡単に処理できるものが大半で、カフェでの仕事に費やす時間は長くても20分であることも明らかになりました。
既にカフェは仕事ができるスペースとなっていますが、あくまで単純な作業をするスペースという認識のようです。
さらに調査では、回答者の41%が通勤中はメールの返信はしたくないと回答しました。さらに回答者の5人に2人は、重要な内容のメールに返信する場合はカフェなどの公共スペースではなく、ビジネスラウンジなど仕事に適した場所を探すと回答しています。
プライバシーの問題もあり、機密性高い内容の電話やメールへの対応は、やはりにぎやかなカフェや騒々しい電車ではなく、メインオフィスやビジネスラウンジなど仕事ができる環境で行う必要があると考えている人が多いことがわかりました。
●回答者の39%は、車は仕事の電話をかける場所としては問題ないと考えています。
●回答者の23%は、ビジネスラウンジは仕事に必要なプライバシーと落ち着きがあるため、数時間を要する業務も行なうことができると回答しています。
●回答者の20%は、ビジネスラウンジで快適に電話会議を行うことができると回答しており、ビジネスラウンジは、手短なメールの返信や書類のチェックにも一般的に使用されています。
リージャスの広報担当者は、次のようにコメントしています。「Wi-Fiがほとんどの場所で利用できるようになり、カフェに入ってスマートフォンでメールに目を通すのは確かに効率的かもしれません。しかし、ビジネスラウンジの落ち着いた環境は、高い生産性をもたらします。
外出中にビジネスラウンジを利用することにより、ビジネスマンは途切れ途切れにちょっとした仕事を行う代わりに、時間を要する仕事を中断せずに行うことができます。
ビジネスラウンジは、電波の状態を気にする必要がない上に、周囲に干渉されることもないため、電話や電話会議に理想的です。悪い電波状況や周囲の雑音は、会社のイメージに悪影響をもたらす場合もあり、クライアントや潜在顧客との電話や電話会議の際は、十分に環境を考慮する必要があると考えます」。
この記事の執筆者:
日本リージャスホールディングス株式会社
世界120カ国、3,300拠点、ユーザー数800万人のネットワークを有するフレキシブルオフィスの最大手、リージャスグループ(IWG社)。その日本国内事業展開を担う日本リージャスホールディングス株式会社は、1998年の事業開始から現在までに47都市、172拠点(2022年6月末時点)を開設してきました。その強みは出店地域の特性に応じて様々なタイプのフレキシブルオフィスブランドを展開している点です。国内のリージャスは、高級ブランド「Signature」(シグネチャー)、コミュニティ型の「SPACES」(スペーシズ)、ハイグレードな「Regus」(リージャス)、リズナブルな「オープンオフィス」、交通機関隣接型「リージャスエクスプレス」の5ブランドを展開し、多くの皆様に快適なフレキシブルオフィスを提供しています。