ビジネスの世界ではタイムイズマネーは常套句。いかに業務を効率化させるかはサラリーマンの至上命題といえるでしょう。一方で、繁忙期や決算の時期にはどうしても残業になってしまう、という方もいますよね。そこで、今回はプライベートの時間を確保しつつ業務効率をあげるために、残業しないための時短方法について紹介します。
メール業務一つとっても、キーボードのタイピングが速かったり、スケジュール確認のためのコミュニケーションスキルが高かったりすれば効率が良いのは当然のことです。スキルアップと聞くと、とかく資格や勉強が思い浮かびますが、まずはこのような小さい部分から時短を目指してみましょう。
長年続けてきた仕事方法は、何も疑問を持たずにそのまま受け継いでいることも少なくありません。しかし、もしかしたら、現在の技術やツールを用いれば、より作業を簡略化できたり、リスクを軽減させたりできるかもしれません。
部下や他部署の人とのコミュニケーションもその一つ。部下への指示やレクチャーに思ったよりも時間がかかってしまうという経験をお持ちの方もいるかもしれません。しかし、クラウドによるチャットツールで情報そのものを共有したり、タスクを課したりした方が相手も理解しやすく円滑なケースがあります。他部署とのコミュニケーションも直接会うよりも、パソコンからの方が効率的かもしれません。
近年ビジネスシーンでは、ナレッジマネジメントが注目を浴びています。これは、お互いの知識を共有してコミュニケーションを円滑にするとともに、「見える化」を進めることでそれぞれの業務分担の垣根を低くしていくことにも効果があると言われる手法です。
もしかしたら、自分しかできないと思っていた作業も、同僚の誰かが手すきであれば手伝ってもらえる物なのかもしれません。お互いの状況がわかるように、自分が提示をしていくことも大切。結果的に、みんなで効率化を目指せるようになるはずです。
時短については、さまざまなテクニックやスキルが挙げられますが、結局はこの考え方に尽きます。何より、残業することが当たり前であると自分自身が思っているようでは、当然定時で帰ることはできません。
また、職場全体でも定時で帰りやすい雰囲気作りも重要です。部下は上司が残っていると何となく帰りづらいと感じてしまうものですから、率先して定時までに仕事を終わらせる意識を持つようにしましょう。
自分自身のスキルが上がることで、よりスピーディーに仕事を進められるようになります。上に挙げたようなこと以外にも身近なところに時間短縮へのヒントは隠されています。意識を持つことと、それ向け行動することを心掛けて行きましょう。
この記事の執筆者:
日本リージャスホールディングス株式会社
世界120カ国、3,300拠点、ユーザー数800万人のネットワークを有するフレキシブルオフィスの最大手、リージャスグループ(IWG社)。その日本国内事業展開を担う日本リージャスホールディングス株式会社は、1998年の事業開始から現在までに47都市、172拠点(2022年6月末時点)を開設してきました。その強みは出店地域の特性に応じて様々なタイプのフレキシブルオフィスブランドを展開している点です。国内のリージャスは、高級ブランド「Signature」(シグネチャー)、コミュニティ型の「SPACES」(スペーシズ)、ハイグレードな「Regus」(リージャス)、リズナブルな「オープンオフィス」、交通機関隣接型「リージャスエクスプレス」の5ブランドを展開し、多くの皆様に快適なフレキシブルオフィスを提供しています。